エピジェネティクスとは?
エピジェネティクスというのは、生まれ持ったDNAの塩基配列は変化を伴わないが、環境によって遺伝子の発現の仕方が変化することを言います。
簡単にいうと、環境によって変化する遺伝子のスイッチがあるということです。
このコンセプトは1942年にコンラッド・H・ウォディングトンが初めて提唱しました。
二重らせんで成り立っているDNAや、DNAが巻き付いているヒストンたんぱく質を、有機分子が後天的に化学修飾(DNAのメチル化やヒストンのアセチル化)するもので、これが親から受け継いだ遺伝情報をオンにしたりオフにしたりと調節するというのです。
こうした化学修飾が起こると、生涯長い間影響が続きます。
最近の研究では、ライフスタイル、環境、心理的変化によって、エピゲノムが変化することが明らかになっています。
さらに、環境からの情報を取り込むことで生じた変化は、その一部が、次世代へと受け継がれていることが明らかになってきたのです。
環境がいかに大事なのか気づかされる研究ですね。
住居の吉方位、凶方位、周辺の環境が、遺伝子にどのような変化をもたらすのか、細かく解明されれば、人生の幸福度は更に上がるのではないでしょうか。
環境心理学ともいわれる風水の観点からこの研究には期待しています。
先天運と後天運
先天運は生まれ持った役割と宿命で、変わることのできないものです。
自分を活かす運であり、本来の自分を構成しているものです。
先天運を活かすには、後天運を調整しなければなりません。
この、後天運を調整する技術こそ風水なのです。
変化を伴わない先天運。
環境によって変化する後天運。
エピジェネティクスと何処か似ていますね。
もしかすると、古代中国の人々は、環境がエピゲノムに変化をもたらすことを間接的に感じていたのかもしれません。
そして、統計を取り始め、研究し、さまざまな事象を『風水学』という分野に納めていたと考えることもできます。
科学の発展により、風水が誤解なく、かつわかり易く伝わる世の中になればと、切に願います。
自らを知ることで、行動に移せます。
環境を整えることで、精神が安定し、本来の能力を発揮できるようになります。
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風水で人生を最適化。
風水マネジメント モメンタム. 代表 福重辰悟
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